施工管理技士の年収について

「施工管理技士」は、工事現場を監督する役職で、その平均年収は高いとされています。では、具体的にどのくらいなのでしょうか?また、「稼げる」施工管理技士はどれくらい稼いでいるのでしょうか?ここでは、それらについて解説します。

平均年収は474~541万円が主流

施工管理技士の雇用形態には、正社員、派遣社員、パートやアルバイトなどがあります。その中で最も給与が高いのが正社員で、平均年収は約483万円とされています。一方、派遣社員の平均時給は1,798円、アルバイト・パートの平均時給は1,003円で、正社員よりも年収は下がります。

また、施工管理技士の年収は、働く地域や仕事の条件、持っている資格の種類によって変化します。たとえば、勤め先が都心か地方かによって、平均年収は大きく変化します。また、工事現場の種類によっても給与条件が変化します。

「稼げる」施工管理技士はいくら稼いでいるの?

施工管理技士の中でも、「稼げる」施工技術者はいくら稼いでいるのでしょうか。施工管理技士の給与幅には年収338~880万円とばらつきがあります。もっとも給与が高い求人でも、現実的には年収800~900万円程度にとどまっています。

「稼げる」施工管理技士の給与はなぜ高いのか?

「稼げる」施工管理技士の給与はなぜ高いのでしょうか。施工技術者としてステップアップし、給与水準をどんどん高めていくには、やはり「実務経験+上位資格」が近道です。施工管理の仕事は無資格でもできますが、多くの人は実務経験を積み、工事現場に合わせた施工管理技士の資格を取得しています。

まとめ

施工管理技士の平均年収は、正社員で約483万円です。ボリュームゾーンは年収474~541万円で、多くの人がこの給与幅で働いています。スーパーゼネコンに勤めるような「稼げる」施工管理技士は、最大でも平均年収1,046万円程度です。施工管理技士としての給与を上げるには、「実務経験+上位資格」をアピールし、社内での出世や他社へのステップアップを狙いましょう。

参考リンク